困っている人を助けようと思わない男の話

45才の美容業界のイケメンとお食事に行ったの。

目黒駅からレストランまで歩く間に多くの人とすれ違うでしょ。

交差点ですれ違った人の中にね、腰が深く曲がったお婆様がいたの。

信号が変わりそうになってもまだ3分の2までしか進んでいない。ゆっくりしか進めないのは分かっているから、多くの人が間に合うかなとヒヤヒヤしてたらね、隣で彼がボソッとつぶやいた。
「マジ迷惑。。。」
何のことかわからなかったけど、彼の視線の先にはお婆様がいた。

私、彼に対する怒りも手伝ってお婆様のところへ走り寄ったわ。
何もすることはできないけれど、ここに人がいるから避けてね!と車にアピールすることはできるわ。
そしたら他にも男の人が来てくれて、お婆様のスピードで一緒に交差点を渡ってくれたの。

無事に交差点を渡り終わって、男性にお礼を言って彼の元へ戻ったらね。
「あんなの放っておけばいいのに。君は優しいんだね」と言われたの。
もうね、根本的に価値観が合わないのよね。

その後、かなりおしゃれなレストランへ連れて行ってくれたけど、全くテンション上がらなかったわ。
私、失礼だけど、ずっと上の空だったと思う。

どんなレストランでどんな料理をいただくかも大事なんだけど。
誰と食べるのかはもっと大事なんだと感じたわ。

交差点に駆けつけて一緒に渡ってくれた男性とお話がしてみたいと思ってしまったわ。

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楠木メロン

楠木メロン

ホリ子さんの子分よ。年齢は秘密。某出版社の編集者。独身。ホリ子の美貌や行動力に憧れてる。私も婚活してるけど、男の嫌な部分をたくさん見ちゃってホリ子さんと結婚したいなって。時々結婚相談所のお手伝いさん。

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