「どうせ…」と謙遜しながら励まされたいだけの男の話

「どうせ…」で始まる会話はあまり前向きではないわよね。
婚活の出会いの席ではいらないわ。

40代、大手米国法人勤務。
仕事では役職に就いて稼いでいるけど、女と付き合いを殆どしたことのない男だった。

何気ない会話の途中で、ふと彼の「どうせ…」スイッチが入ったの。

どうせ俺なんか不細工だし
どうせ俺なんかモテないし
どうせ俺なんかぽっちゃりだし

「どうせ…」の後には、私は「そんなことないですよ…」と励まさなければいけない流れよね。
少しの間なら付き合うわ。
でもね、私が優しく励ますもんだからキリがない。

本気でそう思っているなら解決する努力をすればいいのよ。
ぽっちゃりなら運動すればいいじゃない。

でも一切努力はしていないの。
彼の「どうせ…」は優しく持ち上げてもらうための手段よね。
面倒だわ。

「どうせ」この男と結婚したって2人の明るい未来を築けそうにないわね。

The following two tabs change content below.

楠木メロン

ホリ子さんの子分よ。年齢は秘密。某出版社の編集者。独身。ホリ子の美貌や行動力に憧れてる。私も婚活してるけど、男の嫌な部分をたくさん見ちゃってホリ子さんと結婚したいなって。時々結婚相談所のお手伝いさん。

同一カテゴリ記事

ページ上部へ戻る