「態度では嫌がっていても、心では喜んでるでしょ」50代男の思い込み。

男って年を重ねるほど、女に対する偏見とか思い込みが強くなる気がするの。
とっても都合のいい偏見ね。

あまり清潔感のない、ザ・おじさんだったわ。おじさんというよりもおじいちゃんだった。

50代男と言っても、一応自分で経営している経営者。不動産も持っていて、とりあえず成功している人?なアピールだった。でも、清潔感はなかったわ。

はじめてのディナーの後、駅までの帰り道、
「手を繋ぎませんか」
と、近づいてきた。なんか、クンクンと聞こえる。オイニーでも嗅いでいるようだ。

「いきなり、そんな気持ちにはなれません」と断っているのに

「いいから手を繋ぎましょう」
と、10秒おきに連呼してくる。

本当に嫌なんですと強めに断ってしまった。

「やばい、やりすぎた?」
と、思った瞬間、腕をつかまれ無理やり手を繋ごうとする。

彼は冷静、いや、浅黒くテカテカしている頰は、本当は赤くなってたのかもしれない。

すぐにニッコリして

「女の人はね、態度では嫌がっていても、心では喜んでるでしょ」
「嫌よ嫌よは好きのうちでしょ」って言われた。

身体中に「サブイボ」が出るよね。

自分の思いこそがすべて。あ〜、そういう人ねと思った。

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楠木メロン

楠木メロン

ホリ子さんの子分よ。年齢は秘密。某出版社の編集者。独身。ホリ子の美貌や行動力に憧れてる。私も婚活してるけど、男の嫌な部分をたくさん見ちゃってホリ子さんと結婚したいなって。時々結婚相談所のお手伝いさん。

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