口説き文句の途中で料理が到着。「チッ」と男から小鳥の鳴き声が聞こえてきた。

夜景の美しいレストラン。
甘い言葉で口説かれていたの。42歳、高卒の男性だったわ。だけど、結構優秀な会社員よ。英語も使えるし。だけど、まあ慣れてないのかな。視野が狭く、周りが見えないタイプ。総じて、器が小さい。

夜景を見ながら、口説かれている途中で、さっき注文したお料理が届いた。
店員さんが食材の説明をしてくれる。

「チッ」

どこからか、さえずり声が聞こえてきた。

小鳥のさえずりではない。彼の舌打ちだ。
店員さんにも聞こえているはず。

用意してきた口説き文句の途中で邪魔されたから?
一緒にいる私がとても恥ずかしかった。

男性には、流れを最初から決めて、その流れに沿って会話をしないとダメっていう人がたまにいますよね。以前コラムに書かれていた、プロフィールをプリントアウトして線引きして、質問していった男と同じ路線。

ちょっと話がずれると、無口になったり、邪魔されたと思ってしまう男。

女と何を話ししていいのかわからないタイプの男かなと思うわ。たまにいますよね。

多分それはね、一人の個人としてみているのではなく、自分の性のはけ口としてしか見てないから、テクニック的に会話を持って行き、レストランに行き、順序よく会話を流し、口説いてホテルみたいなそんなフローチャートな感じじゃないかしら。

女性と接する機会の少ない人にはしかたないかな。だけど、機会が少ないなりに、誠実さとかやさしさとかをアピールしたほうがよいのに、

「チッ」

というのはないよね。人にそういう態度をとるというのは、いずれ相手の女性にも同じ態度をとるということだから、こういう男とは結婚してはだめよ。

The following two tabs change content below.
楠木メロン

楠木メロン

ホリ子さんの子分よ。年齢は秘密。某出版社の編集者。独身。ホリ子の美貌や行動力に憧れてる。私も婚活してるけど、男の嫌な部分をたくさん見ちゃってホリ子さんと結婚したいなって。時々結婚相談所のお手伝いさん。

同一カテゴリ記事

ページ上部へ戻る