こんにちは。ホリ子お姉さまの子分、ミラクル彩芽です。

初対面同士で、結婚を含めたお付き合いの話をしようというときに、「きちんとしたお店でデートしていますか？」というお話をしようかと思います。

というのも、最近多いらしいです・・・初回デートに、大衆居酒屋を利用する男性・・・。
うーーーん、女子の皆さんは、婚活で居酒屋デートはアリですか？？ナシですか？？

婚活って略して使うから軽い響きがあるけれど、「結婚活動」ですよね。

軽い気持ちで来てませんよっていう、わかりやすい意思表示だと思うんです。

経験上、髪型から靴までキまっている人に、居酒屋チェーンに連れていかれたことはないです。センスの良い男性は、絶対にデートでは選ばないですよね。

イタリアン、創作フレンチ、大事な時間にふさわしいレストランをおさえてくれてる。

オーナーシェフによる見た目にもキュンっと来るような一品に、センスの良い食器、美味しいお酒、お店の雰囲気もまるで非日常空間。
今ここに居ることがご馳走です。

これぞ婚活デートだと思うのです。

結婚含みできちんとしたお付き合いを望まれていて、このレストランにしてくれたんだな、っていうのは、信頼感にもつながると思うんです。

「素敵なお店を予約していただいて嬉しいです」って感謝の気持ちから、会話も弾みやすい。女子からキラキラも出ます。

一方で・・・

お店の予約すらしてくれていない人もいるって、正直結構な驚きですよね。

きちんとお話の出来る場所をおさえて、落ち着いた雰囲気で話しましょうか、っていう姿勢がない。

「今から店探すんで。」って、けだるい感じで駅近くをフラフラ歩いて、おなじみの居酒屋の前で「適当にはいりますか」って言われ、始まる前から、貴重な土曜枠を無駄にしたんだなって、もう、わかる。そこ、ほかの人とのデート入れたかった！！

婚活真っ最中の身としては、「おっさんの適当」という「適当さ」に付き合ってられるほど、暇ではありません。内容も顔も忘れました。

面白かったデートを思い出しちゃいました。

初回デート場所が、ラーメン屋さん。床がギトギトしてて、テーブルもなんとなく不潔。

相手は40代半ばくらい。公務員系。真面目、穏やかな語り口の人だったから、このキタナシュラン的ラーメン屋さんに連れてこられたのが、二重にびっくりした（笑）

広くない店内に、仕事してきました！っていう人がごった返している。

少しして空いたカウンター席に通されて、頭の中は、ただただ・・・・「だまって待って、ラーメン食べて、早くここを出ること」・・・しか、考えられなかった。

だって、ここで、婚活は無理でしょう（笑）

お仕事後の一杯をズズズーって勢いよくかっこんで、どんぶりごとガブガブ飲んで、テレビを眺め、会計したら外で一服するという一連の流れを見てて、きっとここのお店ではそれが正しい作法なんだなって。で、やっぱりどう考えてもこちら側が場違い（笑）

お店の外にガテン系の方達で列もできてるし、とにかくここを出たい。
なんの自己紹介も会話もせず「おご馳走様でした」と、解散させていただきました。ラーメンは美味しかった。

後日、単純に、美味しいラーメンで、喜んでもらいたかった。と、担当の方から聞きました。悪いつもりではなかったんだと。
ろくにお話もせず、お別れした時の、悲しそうなお顔。
お店の前でフラレたっていう思い出だけを残してしまって、そこは申し訳なかった。

適当に入った居酒屋と、ガテン系!?ラーメン屋、どっちも無し。私的には無し。無し・・・・

ただ、考えようによってはですよ、ラーメンの彼、センスはなかったけれど、自分のとっておきのお店にいきなり連れてってくれる、っていうやさしさがあるんですよね。

デート失敗のリスクもあるのに、いきなり自分の大事なお店に連れて行くっていう真っすぐさも併せ持ってる。

こういう、実直で、ピュアな心の持ち主は、幸せをつかんでほしいなぁって思う。純粋に。

ホリ子お姉さまのコラムで勉強してほしいけどね・・・。

かたや、予約もせずに、適当なお店見つけてそこに入ろうっていう浅はかさと雑さは、私的には完全に無し。
お店選びひとつで、人というものが透けてみえる。その人の愛情とか気遣いとか・・・。そういうものが見えてくる。

婚活マッチングのような特殊な出逢い方で知り合って、男性側にゆだねるしかないのが、デートプラン。
知らない相手に、デート場所をゆだねて、そこで時間を過ごして、お互いに恋愛対象か、結婚を含めて考えられる人かをみる。次はあるのかないのか・・・の連続。結婚活動。

エネルギーめっちゃ使うし、スリリングなことやってるなぁって思う。