婚活カウンセラー・ホリ子の辛口コラム|出会いのご相談は 仲介のトビラの会 ›

婚活の年齢サバ読みはなぜ逆効果?若く書きたい気持ちとの付き合い方

「プロフィールの年齢、少し若く載せてもらえませんか?」

婚活のご相談で、ときどき聞く一言です。年齢のサバ読みは、出会いを増やすどころか、会った瞬間に信頼を崩してしまうことがあります。今日はこの「年齢問題」を、女性側・男性側の両方から本音で書いてみます。

こんにちは、ホリ子です。最初に言っておきますね。年齢を気にする気持ちは、まったくおかしなことではありません。ただ、数字を変えるより先に、できることがたくさんあるんです。

目次

「年齢、少し若く載せてもらえませんか?」というご相談

これからお話しするのは、いくつかのご相談を混ぜて作り変えた話です。

ひとつは、プロフィールの年齢を、実際より若めに載せたいというご相談。年代の区切りをまたいだばかりの方から、ときどきいただきます。

もうひとつは、なかなかご縁が進まなかった方からの「前の印象をリセットしたいので、いっそ別の人として登録し直せませんか」というご相談です。

どちらも、聞いた瞬間は「うーん、それはむずかしいな」と思いました。でも、ここで「それはルール違反です」と突き放しても、何も始まらないんですよね。

お話を聞いていくと、出てくるのは「年齢で最初から外されるのが怖い」「今のままだと誰にも選ばれない気がする」という気持ちでした。わがままに見えるお願いの裏には、たいてい不安があります。

女性側から見ると:年齢だけで外される怖さ

婚活では、年齢がひとつの区切りとして見られやすいのは事実です。検索や条件で年代を絞られると、どんなに素敵な人でも、プロフィールを読んでもらう前に外されてしまうことがあります。

「中身を見てもらえれば、きっと分かってもらえるのに」。そう思うからこそ、入口の数字だけでも若くしておきたくなる。その気持ちは、私にもよく分かります。

見た目に気をつかって、実際に若々しい方ほど、「数字だけで判断されるのは損だ」と感じやすいようです。努力してきたぶん、悔しいんですよね。

ただ、ここで一度立ち止まってほしいんです。年齢をごまかして会えたとしても、そのお相手は「数字の上のあなた」に会いに来た人です。本当のあなたに会いに来た人ではありません。

男性側から見ると:会った瞬間に崩れる信頼

では、お相手の男性はどう受け取るでしょう。

お会いして話しているうちに、話題の年代や思い出話から「あれ?」と気づくことは、案外あります。お付き合いが進めば、いずれ本当の年齢を知る場面も来ます。そのとき男性の頭によぎるのは、年齢そのものより、こんな気持ちです。

  • 最初からうそをつかれていたのか
  • ほかに話してくれたことも、本当なんだろうか
  • 大事なことを、この先も隠されるかもしれない

数歳の違いは気にならなくても、「隠されていた」ことは気になる。年齢のサバ読みが怖いのは、数字ではなく信頼が崩れるところなんです。

そして男性のみなさん、ここは他人事ではありませんよ。男性にも同じ「サバ読み」はあります。年齢を若く言う、何年も前の写真を使う、仕事や収入を少し大きく話す。会ってから「聞いていた話と違う」とがっかりされるのは、男性も同じです。盛った分だけ、あとで返ってくる。これは男女どちらにも言えることです。

「別人として登録し直したい」が仲介ではできない理由

「別の人として登録し直したい」というお願いも、責めたいわけではありません。ただ、仲介の仕組みでは、これは受けられないんです。理由は三つあります。

1. 本人確認は、一人の方として行っているから

仲介では、事務局が身分証でご本人を確認したうえでご紹介します。お名前もご年齢も、確認した内容がもとになっています。同じ方を「別の人」として登録することは、この確認そのものを崩してしまいます。年齢を書き換えたプロフィールをお出しできないのも、同じ理由です。

2. これまでのご紹介の記録があるから

誰とお会いしたか。仲介は、その記録をもとに次のご紹介を考えています。別人として登録し直すと、以前お会いした方に、知らないうちにもう一度ご紹介してしまうことにもなりかねません。

3. お相手への誠実さを守りたいから

お相手は「仲介が確認した人だから」と安心して会いに来てくれます。その安心を裏切る形は、結局ご本人の評判も傷つけてしまいます。

それに、うまくいかなかった流れを変えたいのなら、別人になる必要はありません。プロフィールの書き方や希望の条件を見直せば、ご紹介の流れは変えられます。「やり直したい」と思ったら、まず「変えたい」と相談してみてください。

年齢を偽らずに出会いを増やす方法

では、年齢はそのままで、どうすれば出会いを増やせるのか。私がよくお伝えしていることを挙げますね。

1. 写真や数字より、人柄が伝わる紹介を使う

写真と年齢がずらりと並ぶ場では、どうしても数字で比べられます。写真を出さず、面談をもとに書いたプロフィール文でご紹介する仲介なら、年齢は「たくさんある情報のひとつ」になります。読んでもらえれば、伝わるものはあるんです。

2. 年齢より伝わる魅力を言葉にする

話していて落ち着く、気づかいが自然、仕事も暮らしも自分で整えてきた。年齢を重ねた人にしか出せない魅力は、確かにあります。それをプロフィールにどう書くかは、カウンセラーと一緒に考えられます。

3. 年上の女性を好む人もいる

若さより、話の合う人、落ち着いた人を求める男性もいます。年齢を隠して若さを求める人に合わせるより、今の年齢のあなたを望む人に出会うほうが、ずっと近道です。

4. 希望する相手の年齢も見直してみる

自分の年齢を気にしているのに、お相手には若い人を望んでいる。男女どちらにも、ありがちなことです。お相手の年齢の幅を少し広げるだけで、ご紹介の数が変わることもあります。

仲介が入れば、年齢の伝え方も調整できる

アプリで二人だけでやりとりしていると、「年齢を正直に書いたら誰からも連絡が来ない」と一人で焦ってしまいがちです。そして、つい数字をいじりたくなる。

仲介が入ると、ここが変わります。

  • 年齢を正直に出したうえで、あなたの良さが先に伝わるプロフィールを一緒に作る
  • 年上の女性を望む方、年齢より人柄を大事にする方との出会いにつながるよう、プロフィールの見せ方を一緒に考える
  • 流れを変えたいときは、プロフィールや希望の条件を一緒に見直す
  • お相手に伝えにくいことは、事務局が角の立たない言い方でお伝えする

年齢をごまかしたくなるのは、それだけ真剣に出会いたいからだと思います。その真剣さは、うそではなく本当のあなたで使ってほしい。そのほうが、会ったあとの関係もずっと楽になります。

「この年齢で、私に出会いはあるのかな」と迷ったら、一人で抱えずに相談してみてくださいね。このクイプラと同じ株式会社TIDEが運営しているトビラの会では、事務局が身分証で本人確認をしたうえで、面談をもとにしたプロフィール文で仲介しています。年齢を偽らなくても伝わる紹介の形を、一緒に考えていきましょう。

ホリ子婚活カウンセラー

婚活の現場で見てきた男女の「わがまま」を、辛口で書いています。登場する方のお話は、個人が特定されないよう内容を変えています。