婚活カウンセラー・ホリ子の辛口コラム|出会いのご相談は 仲介のトビラの会 ›

デートのドタキャン・当日の場所変更|信頼をなくす前にできること

「ごめんなさい、今日はやっぱり難しくなってしまって……」

約束の日の朝に届く、このひと言。デートのドタキャンや、当日になってからの「場所を変えてもらえますか」は、送る側には小さなお願いでも、受け取る側にはずしりと重く残ります。今日はそんな「直前の変更」の話を、女性側・男性側の両方から本音で書いてみます。

こんにちは、ホリ子です。最初にお伝えしておきますね。当日になって気持ちが重くなるのは、誰にでもあることです。それ自体を責めるつもりはありません。困るのは、その重さをそのまま相手に預けてしまうことなんです。

目次

雨の朝に届く「今日はちょっと……」

私の実感ですが、ドタキャンの連絡は、雨の日や急に冷え込んだ朝に届くことが多い気がします。

これは、いくつかのご相談を混ぜて作った、ある女性のお話です。

初めて会う約束をしていた日の朝、窓の外は冷たい雨。お気に入りの靴は濡らしたくないし、髪もまとまらない。前の晩はあんなに楽しみだったのに、だんだん「今日じゃなくてもいいかな」という気持ちが大きくなっていきました。

そこで彼女が送ったのは、「少し体調が悪くて。もしよければ、うちの近くのカフェで短めに、でもいいですか?」というメッセージでした。

相手の男性は、その日のために夕方のお店を予約していました。電車の乗り換えも調べて、仕事の予定もずらしていた。返事は「わかりました、お大事にしてください」。そして、その後のやりとりは自然に途切れてしまいました。

彼女に悪気はありません。会う気がなくなったわけでもない。でも、相手からすると「当日の朝に、条件をまるごと変えられた」という出来事として残ってしまったんですね。

女性側から見ると:当日の「気が乗らない」をそのまま渡していませんか

女性のみなさんに、少しだけ辛口でお話しします。

初めて会う前の不安は、約束の日にいちばん大きくなります。何を着ていこう、話が続かなかったらどうしよう、天気も悪いし……。その気持ちはよく分かります。私もカウンセラーとして、何度もそのお話を聞いてきました。

でも、受け取る側の目線で見ると、こんなふうに映ります。

  • 予約したお店をキャンセルする手間がかかる。お店によってはキャンセル料も出る
  • 空けておいた半日が、急に何もない時間になる
  • 「自分は、雨くらいで後回しにされる相手なんだ」と感じてしまう

そして、当日の「場所を変えてもらえますか」も、実はドタキャンと同じくらい重いお願いです。自分の家の近くに変えてもらうと、相手が調べた道のりも、選んだお店も、まるごとやり直しになります。言う側は「来てくれるなら会うつもりなんだから、いいでしょう」と思っていても、相手には「自分の都合に合わせてくれるかを試された」ように見えてしまうことがあるんです。

体調が本当に悪いときは、無理をしなくていいんですよ。大事なのは、そこから先の伝え方です。

男性側から見ると:直前の変更は男性にもあります

ここまで読んで、「そうそう、こっちは振り回されているんだ」とうなずいている男性のみなさん。ちょっと待ってくださいね。直前の変更は、男性側のわがままとしても起きています。

女性からは、こんなご相談もいただきます。

  • 前日の夜に「仕事が入ったので」と延期され、次の日程の話がそのまま出てこない
  • 当日になって「やっぱりこっちの駅のほうが便利なので」と、自分の職場の近くに変えられた
  • 待ち合わせの時間を、相談なしに「30分遅らせてください」とだけ送ってくる

仕事の都合はしかたのない場合もあります。それでも、女性からすると「仕事なら何をしても許されると思っているのかな」と感じてしまうことがあるんですね。

もう一つ、男性に気をつけてほしいのが、キャンセルされたあとの反応です。「本当に体調が悪いんですか」「最初から会う気がなかったんですよね」と問い詰める一通は、送った瞬間は気が晴れても、ご縁はそこで終わってしまいます。ドタキャンをされてつらいのは当然です。でも、責める言葉は、相手が戻ってくる道まで閉ざしてしまうんです。

つまりドタキャンも当日の変更も、男女どちらか一方だけの問題ではありません。「自分の事情を、相手の予定より先に置いてしまう」というわがままは、誰の中にもあるものなんです。

信頼をなくさないための4つのコツ

では、どうすれば直前の変更で信頼をなくさずにすむのか。男女どちらにも使えるコツを4つ挙げますね。

1. 迷いは気づいた時点で言葉にする

「ちょっと緊張していて」「天気が悪かったら、屋内のお店に変えてもいいですか」。迷いに気づいたら、その時点ですぐに伝えてみてください。早く伝えるほど、相手と一緒に考える余地が残ります。当日の朝まで抱えたままにしないことが、いちばんの予防になります。

2. 断るときは、理由をひと言と代わりの日を添える

「体調がすぐれず、今日はお会いできません。ご予約までしていただいたのに、本当にごめんなさい。来週の土曜か日曜はいかがですか」。謝罪と、相手がしてくれた準備への気づかいと、次の候補日。この三つがそろうと、受け取る側は「また会えるんだ」と思えます。

3. 当日の場所変更は「お願い」として、断れる形で伝える

どうしても変えたいときは、「もし難しければ、予定どおりで大丈夫です」と添えてください。相手に選ぶ余地を残すだけで、「試された」という印象はぐっと薄れます。

4. キャンセルされた側は、一度で決めつけない

悲しい気持ちはそのままでいいんです。返事は「残念ですが、お大事にしてください。また都合のいい日を教えてくださいね」くらいにとどめておく。次の日程の話が相手から出てくるかどうかで、気持ちは見えてきます。そこで判断しても遅くありません。

仲介が入ると、約束が「二人だけの口約束」ではなくなる

アプリなどで一人で婚活していると、約束はどうしても二人だけの口約束になります。だからこそ、当日の気分ひとつで崩れやすいし、崩されたほうは誰にも言えずに抱えることになってしまうんですね。

仲介が入ると、ここが変わります。

  • 会う日時と場所は、事務局がそれぞれとやりとりして決める。日時が決まったあとは二人のあいだだけで変えることはできず、変えたいときも事務局を通して相談する形になる
  • 日時が決まったあとは、前々日と前日にお知らせのメッセージが届く。迷いが出てきたら、当日の朝まで抱え込まず、早めに事務局に相談できる
  • お会いしたあとで合わなかったときも、お断りは事務局からお相手に伝えられるので、言いにくさからドタキャンに逃げなくてすむ

少し厳しく聞こえるかもしれませんが、トビラの会では、お約束のキャンセルや無断での不参加など、会員規約(トビラの会)に定める場合には違約金をいただくことがあります。これは誰かを罰するためではなく、約束を一方的に軽く扱わないため、そして相手が準備してくれた時間やお店の予約を大切にするための決まりです。約束の重さがお互いに見えているからこそ、安心して当日を迎えられるんです。

約束を守れる人には、ご縁が続いていく

ドタキャンをしてしまった経験がある方も、されてつらかった経験がある方も、ここから変えていけます。迷いは気づいたときに早めに伝える。断るときは次の日を添える。されたときは責めずに待つ。それだけで、「この人となら安心して約束できる」と思ってもらえるようになりますよ。

「約束のことで気をもむのに、もう疲れてしまった」。そんなときは、一人で抱えずに相談してみてくださいね。このクイプラと同じ株式会社TIDEが運営しているトビラの会では、入会前に無料の面談でお話をうかがっています。始めるかどうかは、お話を聞いてから考えていただいてかまいません。雨の朝でも「行ってみよう」と思える約束を、一緒に作っていきましょう。

ホリ子婚活カウンセラー

婚活の現場で見てきた男女の「わがまま」を、辛口で書いています。登場する方のお話は、個人が特定されないよう内容を変えています。