婚活で「なんか違う」が続く女性へ|決め手がない理由の見つけ方

「悪い人じゃないんです。でも、なんか違うんですよね」
婚活でお会いした方を、はっきりした理由もないままお断りしてしまう。それが何人か続くと、「私、わがままなのかな」と不安になってきますよね。今日は、婚活の「なんか違う」の正体と、決め手がないと感じる理由の見つけ方を、女性側・男性側の両方から書いてみます。
こんにちは、ホリ子です。先に言っておきますね。「なんか違う」と感じること自体は、わがままではありません。わがままになりやすいのは、その中身を確かめないまま、次の人に同じ期待をかけ続けるときなんです。
「悪い人じゃない」のに、お断りが続いてしまう
これは、いくつかのご相談を混ぜて作った、ある女性のお話です。
彼女は婚活を始めてから、何人もの男性とお会いしてきました。話しやすい人、誠実そうな人、条件がぴったりの人。楽しく過ごせた日もあります。それなのに、帰りの電車でふと「なんか違うな」と思ってしまい、次はお会いしないことにする。その繰り返しでした。
理由を聞かれても、うまく答えられません。「嫌なところはないんです。決め手がないだけで」。友人に話すと「選びすぎじゃない?」と言われ、言い返せないまま次の人を探す。そのうち、誰に会っても最初から少し冷めた目で見るようになっていました。
断っている側なのに、いちばん疲れているのは本人。「なんか違う」が続くときのつらさは、ここにあるんです。
女性側から見ると:「なんか違う」は、まだ言葉になっていない感覚
まず女性のみなさんに。「なんか違う」には、ちゃんと中身があることが多いと私は思っています。言葉になる前の感覚だから、「なんか」としか言えないだけなんですね。
- 話し方が少し上から聞こえて、気持ちが引いた
- 服装やにおいが気になったのに、失礼な気がして自分の中で打ち消した
- 店員さんへの言葉づかいや食べ方が、あとになって思い出された
- 楽しかったけれど、気をつかいどおしで、帰ったらぐったりしていた
「その場では平気だったのに、時間がたってから気になってきた」というお話もよく聞きます。小さな場面がひとつ頭から離れなくなって、あとから「やっぱり無理かも」に変わっていく。こういう感覚は、軽く扱わなくていいんです。
そのうえで、少しだけ辛口で言いますね。「なんか違う」の中には、お相手ではなく自分の期待から来ているものも混ざっています。
- 初対面から胸が高鳴る人でないと、本物ではない気がしている
- 前の恋人や、今まで会った中でいちばんよかった人と比べている
- 「次はもっといい人がいるかも」と、どこかで思っている
- 楽しませてもらうのを待っていて、自分からはあまり質問していない
お相手のことなのか、自分の期待のことなのか。そこを分けないまま「なんか違う」でまとめてしまうと、誰に会っても同じところでつまずいてしまいます。
男性側から見ると:「理由が分からない」がいちばんこたえる
お断りされる男性にも、言い分があります。「悪いところがあったなら直すのに、理由が分からないのでは直しようがない」。真剣な方ほど、これはこたえるんですよね。
ただ、男性のみなさんにも耳の痛い話を少し。
- 一度のデートで、「結婚相手としてありかなしか」を早く決めてほしがる
- お断りされると、「なぜなのか、はっきり説明してほしい」と理由を求める
- 年収や肩書きがそろっていれば、選ばれて当然だと思っている
- 自分も写真の印象や年齢で「なんか違う」と決めているのに、そこには気づいていない
言葉にならない感覚を説明するのは、誰にとっても簡単ではありません。男性にも「なんか違う」はあって、理由をうまく説明できないことがありますよね。
男性にできるのは、理由を聞き出すことより、「なんか」の材料を減らすことです。身なりや清潔感、店員さんへの話し方、食べ方。私がご相談で聞く限りでは、「タイプじゃない」より先に、こうした小さなことが引っかかっている場合があります。会話については、初デートで自分の話ばかりの男性へ|会話が続く人の聞き方のコツも読んでみてくださいね。
「なんか違う」の中身を見つける4つの問い
では、女性のみなさんはどうすればいいのか。おすすめは、お会いしたその日のうちに、スマホのメモに次の4つを書いてみることです。
1. 「いつ」違うと思ったのか
待ち合わせで会った瞬間か、話している途中か、お会計のときか、帰り道か。「いつ」が分かると、「何があったのか」を思い出しやすくなります。
2. 「何が」気になったのか
次の4つのどれに近いかを、選んでみてください。
- 見た目・清潔感・におい
- 話し方・声・話題
- お金や時間の感覚
- 自分への接し方
どれにも当てはまらないなら、お相手よりも、次の問いのほうにヒントがあるかもしれません。
3. 「誰と」比べていたのか
前の恋人、頭の中の理想の人、幸せそうな友人のパートナー。「なんか違う」は、誰かと比べて「違う」と感じていることがあります。比べている相手が分かると、目の前の人を、その人として見直しやすくなります。
4. 「ドキドキしたか」ではなく「自分らしくいられたか」
決め手を探していると、胸が高鳴ったかどうかばかりを見てしまいます。問いを変えてみましょう。無理をせずに話せたか。帰ったあとに疲れすぎていないか。もう1時間話すとしたら、嫌ではないか。結婚を考える相手なら、こちらの答えも大事な材料になるはずです。
もう一度会う?お断りする?分け方の目安
4つの問いに答えたら、次の目安で考えてみてください。
もう一度会ってみてもいいとき
- 嫌なことはなかったけれど、胸が高鳴らなかっただけ
- お互いに緊張していて、あまり話せなかった
- 気になった点が、一度聞いてみれば分かりそうなこと
無理に会わなくていいとき
- 怖いと感じた、断ったのに押された、嫌がることを続けられた
- 思い出すだけで、近づきたくないと感じる
- 理由は分からないけれど、次の約束を考えると体がこわばる、会う日が近づくと眠れない
大事なことなので書いておきますね。無理に会わなくていいほうの感覚は、理由が言葉にならなくても、そのまま信じてかまいません。「もっと歩み寄らなきゃ」と自分を説得しなくていいんです。
もう一度会ってみるときも、結婚を決めに行くわけではありません。人の目のある場所で、お茶を一杯だけ。そのくらいの気持ちで十分です。決め手は、会う前からそろっているものとは限らず、話を重ねるうちに見えてくることもあります。
仲介が入ると、初めて会うまでの負担が軽くなる
一人で婚活をしていると、初めて会う約束を取りつけるのも、会ったあとのお断りの言葉を考えるのも、全部自分の仕事です。お断りが続くときほど、その負担が重くなって、婚活そのものをやめたくなってしまいます。
仲介が入ると、ここが変わります。
- 面談をもとにしたプロフィール文で、お相手の人柄や暮らしぶりを読んでから、会うかどうかを決められる
- 初めて会う日時と場所は事務局とのやりとりで決まるので、本人どうしで調整を続けなくていい
- 初めて会ったあとで合わなかったときのお断りは、事務局からお相手に伝えられる。うまく説明できない気持ちを、自分で切り出さなくていい
- 入会面談では、ご自身の状況に合わせたご相談もうかがっている
初めてお会いしたあとの関係は、お二人で育てていくものです。
お断りが続いたからといって、自分を責めなくていいんです。「なんか違う」と感じるのは、自分の気持ちにちゃんと耳を傾けているからでもあります。あとは、その中身を少しだけ言葉にしてみるだけ。何が嫌で、何があれば安心できるのかが見えてくれば、次にお会いするときの目線が変わってくるかもしれません。
男性のみなさんも、お断りを人格の否定だと受け取らなくて大丈夫です。合う人と合わない人がいるのは、お互いさま。整えられるところを整えて、次のご縁に向かいましょう。
「出会い方そのものを見直したい」というときは、このクイプラと同じ株式会社TIDEが運営しているトビラの会に相談してみてくださいね。入会前に無料の面談でお話をうかがっています。始めるかどうかは、お話を聞いてから考えていただいてかまいません。次のご縁につながるよう、一緒に考えていきましょう。
ホリ子婚活カウンセラー
婚活の現場で見てきた男女の「わがまま」を、辛口で書いています。登場する方のお話は、個人が特定されないよう内容を変えています。