婚活の条件が多すぎる?ご紹介がゼロになる人の条件の減らし方

「年上で、たばこは吸わなくて、近くに住んでいて、時間にきっちりしていて……あと、食べ方がきれいな人」
婚活を続けるうちに、お相手への条件がひとつ、またひとつと増えていく。気がつけばご紹介がまったく来なくなっていた。今日は、そんな「婚活の条件が多すぎる」問題を、女性側・男性側の両方から本音で書いてみます。
こんにちは、ホリ子です。先に言っておきますね。条件を持つこと自体は、まったく悪いことではありません。困るのは、条件が「増える一方で、減ることがない」ときなんです。
条件が増えていくのは、がんばってきた証拠でもある
これは、いくつかのご相談を混ぜて作った、ある女性のお話です。
婚活を始めたころの希望は、「年が離れすぎていない人」「たばこを吸わない人」の2つだけでした。ところが、お会いするたびに少しずつ条件が足されていきます。
- 待ち合わせに遅れてきた人がいたから、「時間に正確な人」
- 話が自分のことばかりの人がいたから、「聞き上手な人」
- 会いに行くのが大変だったから、「同じ地域に住んでいる人」
- お店での態度が気になったから、「店員さんにやさしい人」
一つひとつは、もっともな希望です。嫌な思いをしたぶん、次は同じ思いをしたくない。その気持ちはよく分かります。条件が増えるのは、それだけ真剣に婚活を続けてきた証拠でもあるんですよね。
でも、条件は掛け算です。ひとつ足すたびに、当てはまる人はぐっと減っていきます。そして困ったことに、「時間に正確」「聞き上手」「店員さんにやさしい」は、プロフィールを読んでも分からないことばかり。会う前に確かめられない条件で、会う人を絞ってしまっているんです。
女性側から見ると:条件は「もう傷つきたくない」の裏返し
女性のみなさんに、少しだけ辛口で言いますね。
条件が10個を超えてくると、それはもう「好みのリスト」ではなく、「嫌だった人の特徴を集めたリスト」になっていることがあるんです。過去に会った誰かを、二度と選ばないための防波堤。だから、リストを見てもどんな人と一緒にいたいのかが見えてきません。
もう一つ気をつけたいのは、条件を足すと安心できる気がすること。「この条件さえ満たしていれば、失敗しない」と思えるから、つい足したくなるんです。ところが実際には、条件をすべて満たした人と会っても、話してみたらピンとこない、ということは珍しくありません。
条件は、あなたを守るためのもの。でも守りを固めすぎると、出会いそのものが入ってこられなくなります。そこは一度、立ち止まってみてほしいところです。
男性側から見ると:実は男性も同じことをしている
ここまで読んで、「女性は条件が多いなあ」とうなずいている男性のみなさん。ちょっと待ってくださいね。男性にも、まったく同じことが起きています。
- 自分よりかなり年下の人だけ
- 細身で、背は自分より低い人
- 料理が得意で、仕事も続けていて、でも転勤にはついてきてくれる人
ご相談を受けていると、女性の条件は「人柄」に、男性の条件は「年齢」や「見た目」に寄ることが多いと感じます。でも、条件を足し続けて自分で出会いを狭めている点は同じです。
しかも男性は、女性の条件の多さに気づいても、自分の条件の多さには気づきにくいもの。「自分は普通のことしか言っていない」と思っている方ほど、よく聞いてみると希望がぎっしり詰まっていたりします。条件の多さは、男女どちらのわがままでもあるんです。
条件の減らし方:3つの箱に分けてみる
では、どうやって条件を減らせばいいのか。私がおすすめしているのは、いきなり削るのではなく、仕分けをすることです。
1. まず全部書き出して、3つの箱に入れる
頭の中にある条件を、紙やスマホのメモに全部書き出します。そのうえで、次の3つに分けてみてください。
- 譲れない箱:これがないと一緒に暮らせない(例:たばこを吸わない、子どもを望むかどうか)
- あったらうれしい箱:あれば加点、なくても話してから考えたい
- 会ってから決める箱:プロフィールでは分からないこと(例:聞き上手、店員さんへの態度)
「譲れない箱」に入れるのは、3つくらいまでが目安です。4つ目を入れたくなったら、すでに入っているものと比べて、どちらを残すか選んでみてください。
2. 条件の「理由」を書いてみる
条件の横に、「なぜそれがほしいのか」を一言書きます。たとえば「同じ地域に住んでいる人」の理由が「会うたびに遠出するのが疲れるから」なら、本当にほしいのは「会うことに無理がない関係」かもしれません。それなら、地域で切らなくても、会い方の工夫で叶えられる可能性があります。
理由を書くと、条件の奥にある「本当の願い」が見えてきます。願いが分かると、条件は自然と少なくなっていくものです。
3. 「足すなら、ひとつ減らす」を決まりにする
嫌な経験のあとに条件を足したくなったら、そのかわりに今ある条件をひとつ外す。これを自分の決まりにしておくと、リストがふくらみ続けるのを止められます。
4. 年齢や距離は「点」ではなく「幅」で持つ
「○歳まで」「この駅の近く」と一点で決めるより、「このくらいからこのくらいまで」と幅を持たせておくと、ご縁の入ってくる窓が広がります。幅の端にいる人と会ってみたら意外に話が合った、というお話も聞きます。
仲介が入ると、条件の調整を一緒にできる
アプリで一人で婚活していると、条件は検索の絞り込みになります。チェックを入れるほど表示される人が減り、なぜご縁がないのかも分からないまま疲れてしまう。条件を見直そうにも、相談する相手がいませんよね。
仲介が入ると、ここが変わります。
- 入会のときの面談で、希望の条件を「なぜそう思うのか」まで含めてお話しできる
- 条件のリストではなく、面談をもとにしたプロフィール文で、お相手の人柄や暮らしぶりを読んでから会うかどうかを決められる
- お会いしてみて合わなかったときも、お断りは事務局からお相手に伝えられるので、「会ってから決める箱」を試しやすい
条件を減らすのは、妥協することではありません。自分が本当にほしいものを、はっきりさせることです。譲れないことがくっきりすれば、そのほかのことには少し寛容になれる。その余白に、思いがけないご縁が入ってくるんです。
「条件を減らしたほうがいいのは分かるけれど、どれを外せばいいのか分からない」。そんなときは、一人で抱えずに相談してみてくださいね。このクイプラと同じ株式会社TIDEが運営しているトビラの会では、入会前に無料の面談でお話をうかがい、希望の条件もそこでうかがっています。始めるかどうかは、お話を聞いてから考えていただいてかまいません。譲れない箱に何を入れるか、まずは言葉にするところから始めてみませんか。
ホリ子婚活カウンセラー
婚活の現場で見てきた男女の「わがまま」を、辛口で書いています。登場する方のお話は、個人が特定されないよう内容を変えています。