いっしゅん妖怪かと思ったじゃないですか。

婚活支援事業に長年たずさわっていると、どうしてもご支援できない男性も多々いらっしゃるの。会社としてはなんとかサポートして売り上げにつなげたいというのが本音だけど、アカウンティングをやってる私にとっては、そういった男性をご紹介したら、女性からクレームがくるでしょ！って言いたくなる。

良い写真を持ってきてっていっても、やっぱりなんか黒いし暗い。写真からもベトベトなニュアンスが見て取れる。これが最大限の努力なのか？っていうくらい正直かわいそうになってくる。実際に面接をさせていただくと、髪は邪気がよりつくようなボサボサ度合い。頭皮の油も、テカってるし、清潔感が無い。油の処理をしないから薄毛になる。スーツはよれよれ、シャツもなんだか汚い。

スーツを着て、オフィス機器の修理をやってるお仕事で、大変だと思うのですが、ご自身の夢もなく、ただやらせられてる感満載で、女性とお話ししても、将来の夢など語れないと思うのよね。それに、第一印象があまりにも悪い。顧客企業と接触するお仕事なのに気にされないのかな？と疑問に感じる。

普段着もきっと、よれよれのチノパンに、ワイシャツと、80年代で時代がストップしてるような感じじゃないのかなと、予想してしまう。

なぜ女性が寄り付かないのかなど指導しても、女性が途中退席しないレベルにまでもってくのに、10年以上はかかる気がする。そのコンサルタント料に何百万円もかける余力もなく、時がすぎるのを待つような人生を送られてきて、それに慣れてこられたのではないのかなと、ほんとかわいそうになる。

それでも、女性と一緒に過ごしたいとされる欲望はあると思うから、相談に来られたと思うのだけど、ベースがすでにマイナスで、底なし沼。こっちか吸い込まれそうになる。

一応アドバイスしたわ。会社は入会させてお金を取りたがるけど、私はNG。このアドバイスを聞いてご自身で改善してからもう一度来てって。まあこなかったけどね。

・髪の毛を整えてね
・頭皮の油に注意してね
・顔の油はこまめに拭いてね
・女性と会う前に一度お風呂に入ってね
・スーツはシャキッとしたものを着てね
・ワイシャツの汚れやシワを気にしてね
・普段着は、こんなのがいいわよ
・もっとハキハキ答えてね
・趣味を持ってね
・夢を持ってね

仮に女性とおつきあいするとして、夢のない、現状満足男で面白いのでしょうかと、率直に言いました。多分言われたことがないと思う。それを優しさだと気づいてくれたらいいのですが、多分気がつかないかもしれません。

連絡は二度となかった。